もう数年前の話ですが、一度だけ5000円のチップをいただいた事があります。
数年前の忘年会シーズンの中、その日は、自転車で稼働していました。
確か深夜0時を超えていたと思います。
繁華街のキャバクラへの配達でした。
何を運んだのか覚えてはいませんが、店から10分もかからない場所でした。
キャバクラや、スナックへの配達はたまにあるのですが、正直あまり行きたくはありません。
他のお客さんもいるため、配達員だとものすごく目立ってしまうからです。
お届け先の店は、かなり盛り上がっていて、余計に入りづらかったです。

するめ
どうも、ウーバーイーツです。

お客さん
あーこっち、こっちだよ**◯▽♨︎
明らかに酔っ払っているのがわかりました。
20代くらいの若いお客さんだったと思います。
女性が脇に二人ついていました。

するめ
お待たせしました。
ありがとうございました。

お客さん
おう!
料理を手渡し、急いで帰ろうとしました。

お客さん
おぅあんちゃん、寒い中ありがとう。
私を引き留め、5000円を渡そうとしてきました。

するめ
代金は、アプリで支払っていますよ。
普通に料理の代金を支払おうとしているのだと思い、既に支払い済みだと伝えました。

お客さん
違う違う、チップ

するめ
え!こんなにいいんですか?

お客さん
もちろん。

するめ
ありがとうございます。本当にありがとうございます。
何度も頭を下げました。
今考えたら、キャバクラで女性がいるから、カッコつけたのかもしれません。
私は気が変わらないうちに退散しました。
一番高額なチップでした。
「キャバクラとか配達先として狙い目だな。」
と思いましたが、狙えるわけがありません。
また配達したいなぁ。
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